防災につながる片付け術!整理収納アドバイザー兼防災士が教える家や家族を守る片付けとは

防災に繋がる片付け術

こんにちは、新垣です。最近、頻発する地震などの災害に対して、何かしなければいけないと思い、防災について勉強する中で、2025年3月に防災士の資格を取りました。

これからの暮らしの中で、不要なものをため込まず、必要なものだけを残す整理収納よりも、万が一の事態に対応できるための備蓄も必須だと感じています。

今回は、これから必要とされる『防災と片付け』について説明していきますので、最後までお読みください。

目次

1.防災と片付けが密接している訳とは

「防災」というと何を思い浮かべますか。
「備え」「訓練」「避難」という単語の他にも

  • 対策が難しそう
  • 沖縄は地震が少ないから関係ない
  • 準備が大変で面倒くさい
  • 何をどう準備したら良いか分からない

というイメージを持たれるかもしれません。

では次に「片付け」はというと

  • モノをしまうこと
  • 散らかったモノを元の場所に収納すること
  • 大掃除

などのイメージが出てくるかもしれません。
あまり共通項はないように感じますが
「防災」と「片付け」
実はこの二つは深く関係しているのです。

防災前に片付けをすべき理由とは

地震や水害などの災害は回避することはできませんが、対策を施すことで身の回りの被害は減らすことが可能です。

その対策が実は「片付け」なのです。
家が整っていれば災害時の避難の際に、すぐに避難グッズを持ち出せます。

また災害時に自宅避難を選択する際は、普段の片付けで備蓄がおけるスペースを作り、水や食料の備蓄を確保しいていたら、数日から数週間は家で過ごすことも出来ます。

他にも普段の片付けでモノを減らしていれば、地震で家具の転倒やモノの落下などによる怪我のリスクも減らすことが可能です。
地震の際に、家の中で障害物が多く、逃げ遅れたという話もありますが、片付けをしていて、モノが少なければ、障害物も少ないので安全かつスムーズに逃げることが出来ます。

片付けは万が一の時に命を守ること

「必要な時、すぐに使える」状態を作ることが片付けの秘訣でもありますが、これは「普段の日常の快適さへの追求」だけでなく、「いざという時の命を守る準備」にも繋がるのです。

つまり、「片付け」も「防災」もゴールは同じ。
「防災グッズが必要な時、すぐに使える」状態を作ることなのです。

しかし、どちらも何がどこにあるか分からないと役に立ちません。家族で防災グッズや備蓄場所の共有など、必要なモノと収納場所の見直しなどをすることが重要となります。
次に、より具体的に防災と片付けについて、説明していきます。

2.防災の観点から見た片付けの重要性

地震や水害などが起きた際に、すぐ避難できるかで命運を分けることがあります。
想像してみてください。

「もしもの時、家が散らかっていたら?」

避難しようとしても、家具が転倒して廊下を塞いでいて逃げ遅れてしまうかもしれません。
普段でも歩きにくく感じる家の中は、災害時はもっと歩きにくくなるでしょう。
また落下物や日用品の中に防災備蓄品が埋もれて、探しだすことが出来ないというリスクもあります。

いつ起こるか分からない災害から身を守るために普段から家を片付けることが「安全・安心な住まい」をつくる第一歩なのです。

次に片付けが苦手な方やこれから片付けをしたい方へ、片付け方を教えていきます。

3.防災お片付けの基本ステップ

では、どのように家を片付ければよいか、その方法を4つのステップに分けて詳しくご紹介します。

①不要なものを手放す(減災につながる整理)

減災という言葉を聞いたことはありますか?
減災とは、自然災害を完全に防ぐことは難しいという前提から災害発生時の被害を「最小限に抑える」ための事前対策のことです。
私たちが出来る減災対策の一つとして、倒れると危険な家具や不用品を処分しましょう
モノを減らすことで、モノをしまう家具も不要になることがあります。

近年の地震による負傷者の30~50%は、家具類の転倒・落下・移動が原因です。
地震の力は何十キロもある家具をも容易に動かします。
家具が飛ぶ、家具が動く、家具が滑ってくるなど被災者の方の体験談でよく聞く言葉です。

普段動くことがない家具が、地震が起きると牙をむく。あっという間に命を奪いかねない凶器と変わるのです。
阪神淡路大震災での主な死亡原因は、建物の倒壊や家具の転倒による窒息・圧死でした。

建物の倒壊対策については、私たちが出来ることは限られますが、家具の転倒・落下・移動は、家具自体を固定したり、減らすことで対策することが出来ます。

まずは、倒れると危険な家具や不用品を処分、もしくは見直していきましょう。
日常的にモノを減らすことが、私たちにできる最大の防災・減災対策にもなるのです。

詳しくは『④家具の固定と安全対策』で説明しています。

②防災を意識した収納の工夫

災害が起きた際にすぐに持ち出せるよう、非常用持ち出し袋に準備する持ち物を1次の備えといいます。
非常用持ち出し袋は、両手がふさがらないリュックがオススメです。
リュックの中には、以下のモノを準備しましょう。

非常用持ち出しリュックとは
  • 水(携帯性の高さと衛生面から500ミリリットルがオススメ)
  • 食料(火を使わず食べることが出来、またあまりニオイが出ないものがオススメ)
  • 懐中電灯
  • 携帯ラジオ
  • 携帯トイレ(1人6セットは用意)
  • 救急セット
  • 衛生用品(タオル、歯磨きシートやマスク、ウェットティッシュ、ビニル袋、生理用品)
  • ホイッスル
  • メモ帳と筆記用具
  • 現金(小銭多めがオススメです)
  • マスク
  • 室内履
  • 雨具
  • 常備薬
  • 必要であればメガネ、入れ歯、補聴器、おむつ、粉ミルク、おしりふきなど
  • 衣類(下着)
  • モバイルバッテリー

重さは男性で10~12キロ、女性は6~7キロ、子ども2~3キロ以内とし、背負って歩いてみて無理のない範囲にしましょう。
また防災リュックは玄関など、いざという時に持ち出しやすい場所に置き場を作りましょう。

1次の備えに対し、2次の備えという言葉もあります。
2次の備えとは、災害後、ライフラインが復旧するまでの数日間を自宅で過ごすために、事前に備蓄しておくモノを指します。
家族3日分は自宅で過ごせるように準備しておきましょう。

防災備蓄2次の備えとは
  • 食料(1人1日3回×3日分)
  • 水(1人一日3リットル×3日分)
  • 携帯トイレ(1人1日5~7回×3日分)
  • カセットコンロ、ガスボンベ
  • ラップ、アルミホイル
  • 紙皿、紙コップ
  • 予備電池
  • マスク、消毒液、ウェットティッシュ、歯磨きシート、ボディシート
  • ランタン
  • 懐中電灯
  • モバイルバッテリー
  • ポリタンク
  • 常備薬
  • 必要であればメガネ、入れ歯、補聴器、おむつ、粉ミルク、おしりふき、生理用品など

食料品は、普段から家にある程度ストックしているものを備蓄品に充てます(ローリングストック)
防災食以外にもレトルト食品や、缶詰(果物缶詰、缶野菜ジュース)やおかし(飴、ようかん)などもあると良いでしょう。

家族3日分というとかなりの量になります。
オススメは分散収納。
一か所が倒壊などでつぶれても、他の場所から取り出せるように保管場所を割り当てましょう。

また、すぐできる防災対策として、棚にモノをしまう場合は、重いモノは下へ、軽いモノは上にしまうようにしましょう。

③避難経路を意識したモノの配置

災害が起きた際、廊下や玄関など必ず通る避難経路にはモノを置かないよう意識しましょう。
避難経路に家具やモノがあると災害時に、家具が倒れたりモノが避難経路を塞ぎ、最悪の場合、逃げ遅れたり家屋内に閉じ込められてしまう可能性があります。

基本的には、玄関・廊下に「モノを置かない」ことを意識しましょう。
廊下や玄関に出しっぱなしのモノは、定位置を決めて別の場所にしまい、避難の邪魔になるものはすべて片付けましょう。
また夜間や停電時に災害が起きたことを想定し、暗い状態でも動けるよう動線を確保しましょう。

④家具の固定と安全対策

タンスのように壁に面している家具は、転倒防止用の器具で固定します。また背の高い本棚や食器棚は、転倒防止用の突っ張り棒などを天井との間に設置すると安定します。
L字金具や突っ張り棒などを兼用するとより安全性が高まります。
キャスターが付いた家具は通常はロックをかけ、滑り止め対策を施しましょう。

また家具にモノを収納する際も、「重いものほど下に」収納を意識します。例えば本棚でも辞典や全集など重たい本を下に収納することで、家具の重心を下げることができ、家具が倒れにくくなります。

窓際や出入り口には背の高い家具、重いモノ、キャスター付きで動きやすいものは置かないように。引き出しがある家具は、引き出しが飛び出すことも考慮して家具のレイアウトを考えましょう。

防災お片づけをすることで、家の不要なモノを減らし、「安全・安心な住まい」をつくることで、日常の暮らしが快適でスッキリするとともに災害時に慌てない安心感を手に入れることが出来ます。

ただし防災片付けは数日で完成するものではなく、家族が協力して時間をかけて取り組む必要があります。時間をかけることによって家族間で防災意識が自然と身につく防災お片付け、ぜひ取り組んでみませんか。

4.防災お片付けにプラス「整理収納サービス」の活用でできること

長々と防災片付けの必要性とやり方についてお伝えしましたが、お一人の力だけで防災片付けに取り組むのはなかなか難しいところがあります。

沖縄片付けプロアドには「防災士」と「整理収納アドバイザー」の資格を持ったスタッフが在籍しています。
プロの視点から防災対策に特化し、お客様の家の間取りや家族構成に合わせた片付け方の指導が可能です。
個人だけでは難しい「防災+片付け」の習慣化をサポートいたします。

5.防災も意識して安心安全な家になるお片付けをしませんか

冒頭で書いた「防災」「片付け」が密接につながっていることが伝わったかと思います。普段から防災を意識して片付けや必要な物の備蓄を行なっておけば、万が一のときに慌てずに対応できます。

「片付けは、日常生活の快適さと万が一の際の防災対策を両立させる行動」です。

まずは身近なところの片付けから始めていきましょう。
片付けや掃除が大変、大量の不用品をどう処分すれば良いかわからない場合は、お気軽に私たち沖縄片付けプロアドにご相談ください。

整理収納アドバイザー1級チーム  沖縄片付けプロアド

私たち沖縄片付けプロアドは、片付けのお悩み解決から暮らしを整え、楽しい毎日になるお手伝いをしています。
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